インターネットの普及により、誰もが気軽に情報を投稿できる電子掲示板などのCGM(Consumer Generated Media)が注目を集めています。一方、CGMの投稿内容には、援助交際や薬物取引などの違法・有害情報も含まれており、それらの情報から子どもが犯罪に巻き込まれるケースが問題となっています。現在、これらの問題を未然に防ぐために、学校関係者やネットパトロール団体が手動による監視を行っています。しかし、インターネット上の情報を網羅的、継続的に監視することは、人手による方法のみでは困難です。そこで、本プロジェクトでは、学校関係者やネットパトロール団体などがネットパトロールをする際に必要な作業を自動化するシステムや、ネット上の危険な人間関係を一目で判断可能なシステムを実現します。
子どもたちが利用するインターネット上の秘密の遊び場
近年、携帯電話やパソコンの普及により、インターネット上で子どもが危険に晒される事件が多発しています。かつては、親や学校、地域住民が協力し、町をパトロールしながら子どもたちの安全を見守ってきました。しかし、現在の子どもたちは、携帯やパソコンを使用し、インターネット上で大人たちが知らない秘密の遊び場を形成するなど、秘密の人間関係を築いています。その中でも、特に問題視されているのが「プロフ」や「リアル」といった子どもたち自信が情報を発信するサイトです。
プロフサイト・リアルサイト
「プロフ」や「リアル」といったサイトは、世界中の何十億人と友達になれる可能性がある素晴らしいサイトです。しかし、「援助交際」目的の大人と出会ってしまうことや誹謗中傷の標的とされること、そして、悪い人間関係と繋がってしまうことなど様々な可能性があります。その為、ネットリテラシーが未熟な子どもたちが利用するには、非常に危険なサイトでもあります。
インターネット上を自動的にパトロールする仕組み
弊社は、こうした問題を未然に防ぐ為には、町をパトロールするだけでなく、インターネット上をパトロールする仕組みが必要であると考えました。弊社が開発した仕組みを利用することで、インターネット上で危険に巻き込まれる可能性がある子どもを早期に発見し、適切な指導を行うことが可能です。
本プロジェクトでは、子どもの安心安全に取り組む現場の人々の支援を目的として、現在、人手で行われている情報の判別を自動化するシステムを開発しています。具体的には、次の2つのシステムの開発を行っています。
【概要】
本システムは、プロフに公開された情報から、非行逸脱行為の有無およびそのユーザのインターネット上での人間関係を自動的に解析し、可視化するシステムです。また、インターネット上の危険度の高いユーザの行動を継続的に監視するための仕組みも検討しています。本システムを用いることで、インターネット上の特定のユーザの行動監視が容易になり、教育現場でのネットパトロールを支援できると考えられます。
非行逸脱行為監視のためのネットパトロール支援システムのイメージ
【詳細】
本システムの詳細は、NetAutoPatrolSystem紹介ページに記載しております。
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【概要】
本システムは、電子掲示板のURLを入力することで、収集した電子掲示板の情報に違法性がある情報が含まれていないか自動的に解析を行うシステムです。本システムを用いることで、投稿記事内に違法な情報が含まれていないかを確認できるため、掲示板の管理運営を行っているISP企業(インターネット接続業者)の支援ができると考えられます。
違法・有害情報判別システムのイメージ
違法情報を含む電子掲示板記事の自動判別システムのご利用やご相談については、こちらからお問い合わせ下さい。
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